【リポート】 ジセダイトークVol.23「国際人を育てる未来の学校」 ~世界という選択肢を子どもたちへ~
《世界という選択肢を松本の子どもたちへ》
「ISN」というフリースクールが、松本にはあります。北アフリカの国モロッコで投資銀行業務や幼児教育活動に携わった女性が、7年前に故郷へ戻り、「英語で不自由はさせたくない」と独力で作った学校です。
昨夜のジセダイトークは、150人を超す生徒たちが通う「ISN」インターナショナルスクールオブ長野の代表、栗林梨恵さんをゲストに迎え、自ら目指す<未来の学校>について、存分に語ってもらいました。
2歳からの英語教育、全国から集まった外国人スタッフ、課題解決を通じて学力を育むプロジェクトベースの授業、国際バカロレアを軸に試行錯誤しながら実践する独自プログラム。英語と日本語の双方を習得するバランスを取りながら、不確実な未来を生きていくチカラを伸ばす教育に、大きな可能性と希望を感じました。
今はまだ、異端の学校です。しかし、遠くない将来にメインストリームになると、栗林さんは確信しています。その先見と情熱は、会場に足を運んだ人たちに強く伝播したと思います。
こうした教育は、地方の公立校で可能なのか。地方でこそ可能にしなければいけないと思います。実現するためにはどうしたらいいかを考えることが、政治の仕事です。
松本から世界へ、日本人らしい国際人を。
公教育を多様化することに、取り組んでいきます。
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